図とイメージの関係「実際に書く」ことの重要性

左にいるのは何者?!

 

お子さん・生徒さんに算数を教えている保護者・指導者の方へ。「図を書く」「イメージする」ってどういう関係にあるのでしょうか?講師歴20年の管理人と一緒に考えてみましょう。

「イメージしろ!」
って言ってませんか?

こんにちは!「そうちゃ」@zky_tutor(プロフィール)です。

(2016/12/11)

「算数が苦手!」
(+_+)

「文章問題が苦手!!」
(>_<)

という生徒さんに向かってよく言われるのは、

「問題をイメージしろ」
「図をイメージしろ」

という言葉です。

あなたも自分のお子さんや生徒さんに「イメージしなさい!」と言っていませんか?

そんなあなたは、大きな勘違いをしているかもしれません

見たこと無いものは
描けない

ここで問題です。「キュビモゲリャの絵を書いて下さい」

描けた人はいますか?ほとんどいないでしょうね。

「キュビモゲリャ」は今、適当に作った言葉なので見たことある人はいないでしょうからw

見たことがないものを描ける人は、あまりいません。

これは算数の図でも同様です。

「アメを5個持っていたAさんがBさんから7個もらってCさんに9個あげた」という文章題を「イメージして図にしろ!」と小学生の子供がいきなり言われても、そういう場面を見たことなければ描けるわけないのです。

そこで、まずは図の書き方を「約束事」として知る必要があります。

そのためには先生がきちんと「持っている」「もらう」「あげる」という日本語(事態)に対応するいろんな図の中で一番ふさわしいものの書き方を示さないといけません。

生徒に自由に書かせるのは、お手本がうまく書けるようになってからです

さらに単に「知っている」だけでは、描けないのです!

あなたは
ドラえもんが描けますか?
(閲覧注意)

もし、あなたがいきなり「ドラえもんを描いて」って言われたつもりで、紙に書いてみて下さい(私も描いてみました)

描けませんねw!実物はコチラ(google画像検索)

そもそもヒゲが無い!あと目が凄~く上についているんですね

自分でも描いていて目から上が寂しくて違和感がありました。やはりキャラデザインとして良く出来てるのが分かります!

いきなり正しく描ける人はほとんどいないんじゃないでしょうか?

ドラえもんは誰でも知っているキャラクターなのに、上手に描けないのです。

つまり、「知って」いても「頭の中に正しいイメージがある」という式は成り立たないことが分かります。

じゃあ、頭の中に正しいイメージを作るためには何が必要かというと…

図が描けるために
必要なのは

当たり前の結論ですが、書けるようになるには,反復練習をしないといけないのです。

私も画像検索の結果を見ながら練習して、その後何も見ずに描いたドラえもんはこちら

上手かどうかは、あなたの判断に任せますが…初めの絵よりは実物に近づきましたね!ね?

初めの絵と並べてみるw

お手本を見ながら反復練習で同じ図を描いているうちに、頭の中でも「イメージ」ができてくるのです。

つまり
「イメージして→図を書く」 ではなく
「図を書く→イメージできる」 なのです!

最初に指摘した「勘違い」はここだったのですね。

算数の授業で文章題が出来ない子に必要なのは「イメージしろ!」という言葉ではなく、正しいお手本を示した上で、見ずに描けるまで反復練習させる(そしてできたらほめる)ことだったのです。

保護者や教師・講師の方は、子供や生徒に説教をする前に、自分が文章題を上手に図にできないといけませんよ(自戒をこめて)

生徒さん募集中♪

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