「算数の絵が上手に書けない」「線分図を上手に書けない…」とお悩みの小学生と保護者の方へ。この記事は線分の「三等分」「九等分」が誰にできるやり方を図解します。割合や分数・比の問題を線分図にして解くのにも役に立ちますよ!
前回の「二等分・四等分・八等分」も見ると理解が深まると思います。
三等分
三等分は結構難しい
三等分は最初の関門です!
大人でも細長い物(棒とか)を上手に三等分するのは難しいですよね?子供にとって線分を三等分するのはかなり難しいと思って下さい。
手順は4ステップです。
- 鉛筆の先でバランスを見る
- 薄くアタリをつける
- もう一度バランスを確認
- 濃く区切る
前回の「正しい姿勢」で図全体が見えるようにして、始めましょう
三等分をやってみる
①バランスを探る
まず、半分より左にずらした位置に鉛筆の先を置きます(まだ紙には触れません)
次に、長い右の線分を二等分する区切り目を、だいたいこのへんかな?とイメージします(赤)。そして短い左(青)を見比べます。
赤と青の長さがそろっていないので、鉛筆の先をもっと左にずらして、もう一度イメージして見比べます。
今度は左にずらし過ぎました。右に戻してイメージします
だいたい同じ長さになりました。
②軽くアタリ
ここではじめて鉛筆を紙につけて、薄~く「アタリ」をつけます。
「短い左」と「長い右」に分けられました。
そして、長い方(右)を二等分する位置にも薄~く「アタリをつけます」
③バランスを見る
次に、深呼吸してリラックスしながら「アタリ」で上手に三等分されたか確かめます。(はじめは、真ん中からのずらし方が小さすぎる生徒さんが多いです)
④濃く区切る
だいたい同じ大きさになったと思えたら、「区切り線」を濃く入れます。
これで完成です!動画で見てみましょう。
3等分は、前回の2等分と共に他の等分を書く際の基本ですので必ずマスターしましょう
三等分の利用
縦の三等分は、人を書くときによく使います
この記事では棒人間を描いていますが、普通のイラストを書くのにも使えますよ
(^O^)
九等分
9をかけ算に直すと「3×3」 なので、三等分してから、また三等分 という手順が想像できますね。
(*^ー゚)b
まず3等分します。
次に、それぞれを3等分!3等分!!3等分!!!
この調子で、二十七等分もできますがw
今回はココまでです。
三等分・九等分を
理解できましたか?
前回の二等分と今回の三等分をマスターすれば、等分は90%マスターしたも同然です。